視覚障害者は映像の中で視覚的に提供されている情報を知覚できません。映像を理解するためには、映像の内容を書き起こしたテキストまたは音声解説(副音声)が必要です。
"音声解説、又はメディアに対する代替 (収録済)"では、書き起こしテキストか音声解説のいずれかを用意すれば、達成となりますが、本達成基準を満たすためには、収録済みのすべての映像コンテンツに対して、音声解説の付与を義務付けています。これは、できるだけ書き起こしテキストからでなく、映像そのもののアクセシビリティを確保する観点からと考えられます。
原則 | 知覚可能 | 情報及びユーザインタフェース コンポーネントは、利用者が知覚できる方法で利用者に提示可能でなければならない。 |
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ガイドライン | 時間依存メディア | 時間依存メディアには代替コンテンツを提供すること。 |
達成基準 | 音声解説 (収録済) (1.2.5 AA) |
同期したメディアに含まれているすべての収録済の映像コンテンツに対して、音声解説が提供されている。 |