視覚障害者は映像の中で視覚的に提供されている情報を知覚できません。映像を理解するためには、映像の内容を書き起こしたテキストまたは音声解説(副音声)が必要です。
"音声解説、又はメディアに対する代替 (収録済)"で求められる「音声解説」を、ページに存在するすべての同期したメディアに対して求めています。"音声解説、又はメディアに対する代替 (収録済)"で求められている内容としては、会話と会話の間などで説明を補う形でも良いのですが、本達成基準の「拡張音声解説」では、動画をいったん停止するなどして、状況を理解するのに十分な音声解説を提供することをもとめています。
原則 | 知覚可能 | 情報及びユーザインタフェース コンポーネントは、利用者が知覚できる方法で利用者に提示可能でなければならない。 |
---|---|---|
ガイドライン | 時間依存メディア | 時間依存メディアには代替コンテンツを提供すること。 |
達成基準 | 拡張音声解説 (収録済) (1.2.7 AAA) |
前景音の合間が、音声解説で映像の意味を伝達するのに不十分な場合、同期したメディアに含まれているすべての収録済の映像コンテンツに対して、拡張音声解説が提供されている。 |