キーボード

解説

視覚障害者はマウスポインタを見られないため、マウスを利用できません。また、上肢障害者や肢体不自由の利用者は、身体的理由からマウスなどのポインティングデバイスを利用できない場合があります。こういった利用者はキーボードインタフェースをもちいて、ウェブページを利用します。

キーボードインタフェースには、ソフトウェアキーボードのように物理的でないキーボードも含みます。重度の身体障害の場合、視線入力やスイッチをもちいて、ソフトウェアキーボードを操作している場合があります。

こういった利用者への配慮から、ウェブページはキーボードのみで操作できることが望ましいとされています。

ただし、文字の手書き入力など、一連の軌跡に依存している場合などは、マウスなどのポインティングデバイスによる操作が前提であるため、本達成基準では例外としています。

エンターキーを検知しないJavaScriptのonclick()による実装や、<div><span>など、通常フォーカス対象とならない要素を操作対象としている場合にも注意してください。

ドライビングシミュレータなど、「特定のタイミング」に必然性がある場合は、コンテンツの本質であるといえるでしょう。

"非テキストコンテンツ"では、コントロールを受け取る要素がアクセシブルでない場合、説明を設けることで適合となります。本項の「ドライビングシミュレータ」も、その対象なので、"非テキストコンテンツ"に準じて、どういったコンポーネントなのか説明を付与するようにしてください。

原則 操作可能 ユーザインタフェース コンポーネント及びナビゲーションは操作可能でなければならない。
ガイドライン キーボード操作可能 すべての機能をキーボードから利用できるようにすること。
達成基準 キーボード
(2.1.1 A)
コンテンツのすべての機能は、個々のキーストロークに特定のタイミングを要することなく、キーボードインタフェースを通じて操作可能である。ただし、その根本的な機能が利用者の動作による始点から終点まで続く一連の軌跡に依存して実現されている場合は除く。

達成方法集のURL