発作性障害のある利用者は、閃光を放つ視覚的なコンテンツによって発作(てんかん)を引き起こすことがあります。こういった発作の危険のあるコンテンツは、発作により、ウェブページをまったく利用できなくなる恐れがあるため、本達成基準は「非干渉(必ず達成しないといけません)」になっています。
本達成基準では、閃光の度合いについて例外を求めていますが、閃光の詳しい定義については、「達成基準 2.3.1 を理解する」を参照してください。
画面ももちろん、動画のなかでも注意をする必要があるので、動画を再生して確認してください。
視覚障害のある利用者や高齢者の中には、画面の一部を極めて大きく拡大していることがあります。こういう場合、1ピクセルの点滅が閃光として機能してしまう場合がありますので、小さい範囲であっても、注意するようにしてください。
原則 | 操作可能 | ユーザインタフェース コンポーネント及びナビゲーションは操作可能でなければならない。 |
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ガイドライン | 発作の防止 | 発作を引き起こすようなコンテンツを設計しないこと。 |
達成基準 | 3回の閃光、又は閾値以下 (2.3.1 A) |
ウェブページには、どの1秒間においても3回を超える閃光を放つものがない、又は閃光が一般閃光閾値及び赤色閃光閾値を下回っている。 |