ブロックスキップ

解説

スクリーンリーダを使用している視覚障害者は、すばやく画面を把握することができないため、順繰りに音声で聞いて、ウェブページを利用してます。文字を極端に拡大している利用者も、ページスクロールが増え、目的の場所にたどり着くのに時間を要します。肢体不自由の障害のある利用者は、キーボードインタフェースでしかコンテンツを操作できないため、自在にページ内を移動するのは困難です。こういった利用者への配慮として、「ブロックスキップ」があります。

ブロックスキップとは、ウェブページ内のなんらかのまとまりを読み飛ばしたり、移動したりすることを指します。

たとえば、すべてのページに存在するグローバルメニューは、スクリーンリーダ利用者にとっては、なんども同じものを読み上げるため、煩わしい情報提供になりますが、こういった部分をスキップできるようにすることで、情報にアクセスしやすくできます。

具体的な実装方法としては、"G1: メインコンテンツエリアへ直接移動するリンクを各ページの先頭に追加する"や"H69: コンテンツの各セクションの開始位置に見出し要素を提供する"があります。

frame要素やiframe要素はまとめてブロックスキップの対象とすることが可能な場合があります。なんのframe/iframeなのか、title属性できちんと情報提供することでブロックスキップの判断のたすけになります。

ブロックスキップ用のリンクは、なにもグローバルメニューや広告領域だけでなく、たとえばたくさんのリンクを延々と読み上げ続けるFacebookのplugin-boxなども、その対象とすると、便利が良いでしょう。

原則 操作可能 ユーザインタフェース コンポーネント及びナビゲーションは操作可能でなければならない。
ガイドライン ナビゲーション可能 利用者がナビゲートしたり、コンテンツを探し出したり、現在位置を確認したりすることを手助けする手段を提供すること。
達成基準 ブロックスキップ
(2.4.1 A)
複数のウェブページ上で繰り返されているコンテンツのブロックをスキップするメカニズムが利用できる。

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